目次

キューシート

複数の操作をまとめて、ひとつの操作で実行できます。



キューに設定できる操作
各キューには以下の操作を設定できます。
ご注意
各キューに記録されるのは、対象となる機能名とその機能が持つデータの名前だけです。
データ自体は記録されません。
もしキューに操作(データ名)を設定後、もとのデータを削除あるいは名前を変更すると、そのデータは選択されません。


スナップショット
キューシートファイルにはスナップショットも一緒に保存されます。
「スナップショット」とは、キューシートファイルを保存する時点での各機能の状態です。
ラインとインタフェース識別名、使用されている機能およびそれらの順番、ウインドウ位置、各種スイッチ類の設定など、さらにコンソール機種別コントローラーのシーンメモリチェイサのチェイスデータなども含みます。
これらはキューシートファイル読み込み時に自動的に反映され、ほぼ完全に状態を再現します。
ご注意
キューシートファイルには、「レコーダー」の「レコードファイル」の「場所」だけが保存され、その内容自体は保存されません。
レコードファイルの場所は、ユーザーのホームディレクトリーからの相対位置で記録されます。
別のコンピューターにデータを移しても、ユーザーのホームディレクトリーからの相対位置が同じであれば再現できます。

キューシートファイルを保存後に、レコードファイルを別の場所へ移動すると、再現できなくなります。
このような状況になった場合、改めてレコードファイルを読み込んで、再度キューシートファイルを保存し直せば、再現できるようになります。

ご注意
識別名」を提供する機能(コンソール機種別コントローラーなど)は、読み込まれているシーン(設定)ファイルの「場所」(フォルダー、ディレクトリー、パス)も記録し、のちに「識別名」として再現します。
ただし、設定内容自体は「スナップショット」に記録されたものを使用するので、元のシーン(設定)ファイルの最新の状態とは必ずしも一致しません。


キューリスト
ウインドウの左側はキューの一覧です。
各キューには名前を設定できます。
キューをクリックして選択すると、そのキューの操作を実行します。
各キューの余白をクリックしてキューをドラッグ&ドロップできます。
[Ctrl]キー(Windows)/[option]キー(Mac)を押しながらドロップするとキューを複製して追加します(移動ではなく)。
キューが選択されている状態のとき、[↑]キーと[↓]キーでキューを切り替え/実行できます。


操作リスト
ウインドウの右側はキュー/対象の操作一覧です。
「操作」をクリックして選択すると、その操作を実行します。
また「操作」をクリックしてドラッグ&ドロップできます。
キューリストと操作リストのあいだ縦棒を動かして表示幅を変更できます。

操作の記録
他の「機能ウインドウ」からデータを「操作リスト」にドラッグ&ドロップして記録します。
以下の場所から「操作」(データ名)を記録できます。 操作の編集の基本動作は「置き換え」「移動」です。
通常はドロップ先の「操作」は新しい操作によって「置き換え」られます(上書き)。
そうではなく、元ある操作を残して新たに操作を追加する場合は、シフトキーを押しながらドロップします(挿入)。
置き換え/挿入の違いはドロップ先の表示で確認できます。
置き換え 挿入(シフトキー)

また通常はドラッグ元の「操作」は「移動」によってなくなります。
そうではなく、元の操作を残して複製する場合は、オプションキー(Mac)/コントロールキー(Windows)を押しながらドロップします。
移動/複製の違いはマウスカーソルの見た目で確認できます。

対象リスト
「操作リスト」の上側は「対象」の一覧です。
識別名」も表示します。
「対象」をクリックしてドラッグ&ドロップによって順序を変更できます。
対象間をドラッグして表示幅を変更できます(ただしすべて同じ幅です)。


キーボードなどによるキューの実行
各キューには個別にキーを割り当てることができ、キーによってキューを実行できます。



キューにキーを割り当てるには、左端の「キーボタン」を 0.5 秒以上押し続け、キー選択メニューからキーを指定します。




「キーボタン」をクリックすると、そのキーだけを実行します。
ダブルクリックすると、キーで実行するのと同等の動作になります。
(「キーで開始」を参照)


ご注意
Windows では、ボタンやチェックボックスなども、マウスなどで操作されたあとに、それ自身がキー入力受付状態になります。
この状態は、下図の Windows XP の例では点線で示されています。





この状態のとき、キューシートウインドウが手前(アクティブ)でも、英数字キーに反応しません。
ウインドウの余白をクリックすることで、この状態から抜けることができます。


ファイルメニュー(キューシート)



キューシートを読み込み...
キューシートファイルを読み込みます。

コンソールのシーンファイルの読み込み
「キューシートを読み込み...」ではコンソールのシーンファイルを読み込むこともできます。
各シーンと同名のキューを自動的に作成し、そのシーンを実行する操作を含みます
(操作対象は コンソール #1 としますので、同じシーンファイルを コンソール #1 で読み込むようにしてください)。
コンソールで全体的な進行を作成した後、カラーやムービングなどを追加していくのに便利です。



各キューに時刻を自動的に割り当てます。

キューシートを保存
キューシートファイルに保存します。
このときスナップショットも保存します(上述)。

ウェブブラウザで表示...
キューシートをウェブブラウザ(Safari、IE など)で表示します。
表示内容は「時間モード」、「キュー番号」、「キー設定」など(後述)に従います。
印刷(プリントアウト)のために使用できます。
ウェブブラウザ側で表示文字の大きさを変えたり、たいていは印刷設定などによって大きさを変えることができます。




キューの編集
「編集」メニューを使用します。
操作リスト内で「操作」が選択状態の場合、「編集」メニューの「削除」でその「操作」を削除します。
対象リスト内で「対象」が選択状態の場合、「編集」メニューの「削除」でその「対象」のすべての操作(縦の列)を削除します。

キューを作成(編集メニュー)
空のキューを新たに追加します。


キューシート メニュー



編集のみ
この項目が選択されていると、キューシートを操作しても、設定されている「操作」は実行されません(マウスクリック、キーボード操作)。
ただし、時間モードでの時間経過によるキューは実行されます。
この設定によらず、コンソールおよび機種別コントローラーのシーン、チェイサのチェイスをキューシートにドラッグ&ドロップしても、それらは実行されません。
これらはクリック(マウスを動かさないでボタンを離す)によって実行されます。

他のウインドウをロック
他のウインドウのマウス操作を禁止します。

自動スクロール
実行中のキューを表示するために自動的にスクロールする条件を指定します。
時間モード
時間モードの使用/不使用を切り替えます。


キーを割り当て
最初のキューから順に、自動的にキーを割り当てます。
以前のバージョンと同様の操作を行うためのものですが、編集によってキーの順番が逐次変わります。
必要に応じて再度割り当て直して下さい。





キュー番号
キュー番号を操作します。


MIDI 設定...
MIDI 入力設定ウインドウを表示します。



設定...
MIDI 入力装置を指定します。

使用
このボタンが押下された状態(上図)で、指定された MIDI 入力装置を使用して MIDI コントローラーからメッセージを読み込みます。
MIDI 入力装置が他のアプリケーションなどによって使用されていると、ボタンは上がったままになります。
前回終了時に MIDI 入力が「使用」になっていた場合、DoctorMX の起動時に同じように「使用」になります。

チャンネル
読み込む MIDI チャンネルを指定します。

キュー選択最低音
「キーを割り当て」(上述)に使用する MIDI ノートの最低音(最初のキューに対応)を指定します。
右側に MIDI ノート番号を十進数で参考表示します。
(MIDI コントローラーによってはノートオクターブとノート番号の対応が異なりますのでご注意ください)

キュー選択を受信(/scene)
これが選択されていると、OSC メッセージによってキューを実行します。
アドレスは「/scene」で、最初の引数を整数値とし、「0」から順に、一番上のキューから対応します。
SynVisum のシーン実行に合わせて、キューを実行するのに便利です。


キュー選択を送信
キューが実行される時に、OSC メッセージを送信します。
キューの起動が手動/時間/外部によらず、常に送信します。
(「キュー」と「シーン」が混用されていますがご了承下さい)



送信先の UDP ポートと OSC アドレスを指定します。
最初の引数を整数値とし、「0」から順に、一番上のキューから対応します。
DoctorMX のキューシートから、SynVisum のシーンを実行するのに便利です。


取り消し/再実行(編集メニュー)
変更操作を取り消し/再実行できます。
データ量により一概に言えませんが、おおむね 100 回程度は取り消しできます。


使用上のヒント
キューを使用しなくても、各機能の設定をまとめて保存/読み込みできるので(スナップショット)便利な場合があります。

キューシートファイルはドラッグ/ドロップやスクリプト、コマンドラインなどで指定して読み込ませることができるので、スケジューラアプリケーションなどを使用して日時によって実行するデータを変えることができます。

Windows のタスク機能で使用する場合のご注意
Windowsのタスク機能の「タスクの継続時間を指定する」によって DoctorMX を終了すると、
手動で各ウインドウを閉じるのと同等の動作になります(「終了」とは異なります)。
そのため、DoctorMX の終了時にはキューシートウインドウも含め、すべてのウインドウが
閉じられた状態となり、次回起動時にはその状態で起動します。

このため、「タスクの継続時間を指定する」機能を使用しないようにして下さい。

キューシートの実行を途中で停止する必要がある場合は、
他の(空の)キューシートデータファイルを起動するようにして下さい。
この場合、Windowsのタスク機能に指定する「実行するファイル名」には、
DoctorMX アプリケーションプログラム自身ではなく、
キューシートデータファイルを指定する必要があります。
「ファイル名拡張子とアプリケーションプログラムの関連付け」がなされていることをご確認下さい。
あるいは、DoctorMX アプリケーションプログラムとキューシートデータファイルを指定して下さい。

指定例:
 キューシートデータファイルのみ:
  "E:\Documents and Settings\yuji\My Documents\test.dmq"

 DoctorMX アプリケーションプログラムとキューシートデータファイル
  "C:\Program Files\DoctorMX\DoctorMX.exe" "E:\Documents and Settings\yuji\My Documents\test.dmq"

(各ファイルのパス名はダブルクォーテーションマーク(")で囲んで下さい)
(各ファイルのパスは「プロパティ」で確認(およびコピー)できます)