Art-Net、sACN への送信機能は、下記の弊社製品のユーザー様向けの機能です。 上記の製品以外でも、Art-Net、sACN に対応している装置とともに使用できます。 ただし、上記の製品のうちいずれか少なくとも1台を Art-Net 上で認識できない場合は、送信機能をご利用いただけません。 また、上記製品を認識するには、「送信に任意のポートを使用」(下記)は使用できません。 代わりに、コンピューターに接続されている DoctorMX インターフェースボックスの個数まで、複数の Art-Net、sACN への送信機能をご利用いただけます。 |
Art-Net マージ動作について 別々の機器(異なる IP アドレス)から同じユニバースの信号を受信した場合、それらをマージします。 1つの DoctorMX アプリケーション内の複数の「Art-Net 機能」からの送信をマージしたものは、1つの送信元になります。 このようなマージ動作の送信元を、最大2カ所まで扱えます。 はじめに受信した2つの送信元が対象となり、それ以外の送信元からの信号は無視します。 ただし、一定の時間(10 秒以上)信号を受信しないと、他の送信元に切り替えます。 同じコンピューター内の、別々のアプリケーションプログラムが送信するデータは、正常に混合されません。 (1つの送信元からのすでに混合済みのデータと見なされるため) |
複数の「Art−Net」機能が同じユニバースで「受信」している場合、それらのマージ設定を合成してマージします。 それらの「Art−Net」機能は同じマージ結果を受信します。 マージ設定を合成した結果、1つでも LTP のチャンネルがある場合、Art-Net 機能ウインドウに「LTP」と表示されます。 (例) 「Art−Net #1」のチャンネル1 が LTP 「Art−Net #2」のチャンネル2 が LTP に設定され、ともに同じユニバースを「受信」動作している場合、 チャンネル1 と 2 が LTP でマージされた共通の結果が、「Art−Net #1」および「Art−Net #2」に受信されます。 |
弊社製ソフトウェア(Rodem など)同士であれば、Art-Net 通信用 UDP ポートを同時に使用できます。 (sACN は対応していません) |
参考 Art-Net では、手動設定が不要な「静的アドレス」を用いる方法として、各機器の IP アドレスを 2.xxx.xxx.xxx 10.xxx.xxx.xxx (xxx は機器ごとに重複しない値) のいずれかにするように規定されています。 この場合、ネットワークマスクは 255.0.0.0 とするように規定されています。 機器によっては、任意の IP アドレスを設定できたり、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)による自動割り当てに対応している場合もあります。 いずれにしても、コンピューターの IP アドレスもこれらと同様のネットワークアドレスに合わせる必要があります。 |