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暗転

ある条件によって全チャンネルのレベルを一時的に変更します。
本来は各チャンネルのレベルを落として暗転(ブラックアウト)にすることを想定していましたが、レベルを上げたり、任意のフェーダーパターンを設定することもできます。
通常の状態ではこの機能への入力信号はそのまま出力されます。



暗転中は「暗転」ボタンが赤色で表示されます。
また、タイムコード停止により暗転になった場合は「暗転」ボタンが点滅します。
この場合はタイムコード復帰により通常状態に戻ります。
「暗転」ボタンまたは指定のキー押下によって暗転状態になった場合は、「暗転」ボタンまたは指定のキー押下(手動)によってのみ通常状態に戻ります。

キー
暗転の切り替えを行うキー(ファンクションキー)を指定します。
ここで指定したキーを押すごとに暗転/通常状態が切り替わります。
「暗転」ボタンによる操作と同じです。
システムの設定や他のアプリケーションとの併用などによっては機能しない場合もあり得ますので必ず動作確認して下さい。
ご注意
Mac OSX および Windows では DoctorMX アプリケーションが手前(アクティブ)でなくてもキーに反応します。
Mac OS9 では DoctorMX アプリケーションが手前(アクティブ)の時だけキーに反応します。


タイムコード
タイムコード入力の有無の変化によって暗転させる場合はチェックします。
「停止」はタイムコード入力がなくなってから暗転させるまでの時間を設定します。
「復帰」はタイムコードが再度入力されるようになってから通常状態になるまでの時間を設定します。

制限
暗転時に各チャンネルのレベルを、指定の範囲内(最小値および最大値)にします。



フェーダーパターン
暗転時に全 512 チャンネルを、指定のレベルにします。
右側には 512 チャンネル全体の概略を表示します。
フェーダーパターンを設定するには、「シーン(フェーダー組の状態)」を「コンソール」や「モニター」から概略図にドラッグ/ドロップします。
あるいは「暗転」メニュー内の「入力状態を使用」を実行すると、その時の「暗転」機能への入力状態をフェーダーパターンとして設定します。




制限パターン
暗転時に、上記の「フェーダーパターン」によって各チャンネル値を制限します(上限)。
フェーダーパターンの中で、チャンネル値が最大(255、100%)のチャンネルは制限されません。


フェード時間
暗転状態および通常状態への移行時間を設定します。