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パッチ

「パッチ」は、DMX ディマーデータ(通常の照明制御用データ、スタートコード 0)のチャンネル割り当てを変更します。
各 DMX ポートごとに、個別のパッチを設定できます。
ポートが DMX 入力/出力どちらの場合でも、一つの同じ設定を使用します。
ポートにパッチが設定されている(何らかのチャンネル割り当て変更がある)場合、ポート一覧に「P」と表示されます。

パッチを設定するには、装置一覧内で1つのポートだけが選択されている状態で、設定メニューの「パッチ ウインドウ」を選びます。
同様に、設定対象のポートは装置一覧内で指定します。




パッチは DMX 出力の直前、あるいは DMX 入力の直後に適用されます。
Ethernet に接続せず、本機単体で使用する場合も有効です(装置内通信)。


処理経路

DMX 入力ポートの「クリックテスト」では、続く「マージ」によって、意図とは異なる動作に見える場合があります。


チャンネル割り当て変更数には限度があります。
(「パッチ組」が最大 512 個)
設定を満たせない場合、パッチウインドウの右端に「警告印」が表示されます。




すべて外す」状態から必要な結線だけを行うような場合、生成される「パッチ組」は多数になります。
このような場合、パッチデータの内部表現を自動的に変更して対応します。
(EtherMXSet v1.0.8、EtherMX ファームウェア v5 以降で対応)




また、「再表示」を行うことで、装置の実際の状態になります。