目次

ネットワーク

DMX 信号をネットワーク経由でやり取りします。
インターネットプロトコルの UDP を使用しますので、イーサネット(Ether Net)や無線 LAN などを利用できます。
1つのネットワーク接続で DMX1本分(512 チャンネル)の送受信ができます。
同時に複数の接続ができます。
また、1台の DoctorMX に対して複数の DoctorMX と同時に接続できます。

使用環境によっては、接続を受け付ける側のコンピュータの IP アドレス(インターネットアドレス)は固定にする方が良いでしょう。
(DHCP などでの自動割当ではなく「手動」設定)
自動割当された IP アドレスでも使用できます。

この機能は2台以上のコンピュータ間で接続する場合は有料です。
(1台のコンピュータ内での使用は無料です(後述))
ご利用になるには、登録番号を購入してユーザ登録してください。
この機能をご使用になるコンピュータ1台ごとに、別々の登録が必要です。
ウインドウ上部には登録時の名前が表示されます。
DoctorMX のネットワーク上に重複したユーザ登録があると、通信を停止します。



購入...
登録番号の購入について説明するホームページへ接続します(ウェブブラウザを使用)。

登録...
登録された名前と登録番号を入力するウインドウを表示します。



弊社発行の「名前」と「登録番号」を正確に入力してください。





ポート:
この「ネットワーク」機能のネットワークポート番号を表示します。




ポート設定...
このネットワーク機能のネットワークポート番号を設定します。
1台のコンピュータで複数の「ネットワーク」機能を同時に使用する場合は、それぞれ異なるポート番号を使用します。
(「51200」を通常の設定としています(DMX512 から))




ホスト設定...
外部からこのコンピュータに接続するときのパスワードを設定します。
複数の「ネットワーク」機能を同時に使用しても、すべてに共通です。




ユーザ登録...(ユーザ登録の変更...)
ユーザ登録ウインドウを表示します。

IP アドレス表示
メニューの下部には、このコンピュータの IP アドレス(インターネットアドレス)が表示されます。
外部からこのコンピュータに接続するときの参考にします。




出力
この「ネットワーク」機能の出力(流れ図では下へ)を指定します。

接続...
ネットワーク接続をします。
通信中および接続試行中は反転表示します。この状態でボタンをクリックすると接続を切ります。
この「ネットワーク」機能から接続を開始し、通信中および接続試行中にアプリケーションを終了すると、次回起動時も自動的に接続を試みます。
ウインドウ下端には通信状態やエラーを表示します。





接続先の IP アドレス(インターネットアドレス)、ポート番号、パスワードを設定して「接続」ボタンを押します。
「最近の接続」から接続先設定を選ぶこともできます。
(10カ所まで保持します。複数の「ネットワーク」機能を同時に使用しても、すべてに共通です)

1台のコンピュータ内での接続
1台のコンピュータ内で複数の「ネットワーク」機能同士を接続できます。
その場合は無料で「ネットワーク」機能を使用できます。
複数ライン間でのミックス/分岐などに利用できます。
この場合は「IP アドレス」を空白にして「ポート」番号だけで接続してください。
(接続先として「127.0.0.1」が表示されますが、これは同一コンピュータ内を示す特別な IP アドレスです)


キューシートのスナップショットには、各「ネットワーク」機能の
 ポート番号
 接続先(IP アドレス、ポート番号、パスワード)
 「接続...」ボタンで接続を開始したかどうか
が記録されます。
接続先のパスワードは、「最近の接続」に保持されている中に同じ IP アドレスのものがあれば、それを優先して使用します。