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操作盤サーバー

操作盤サーバーは、Web ブラウザーによって SynVisum を操作する機能を提供します。
主な目的は、常設システムとして稼働させる上で、いくつかの限られた設定項目だけを、現場の操作担当の方に提供することです。
例えば、式典向けにいくつかの定型演出を用意し、その中で来場者名や写真だけをその都度変更できるようにすることができます。
そしてその他の設定項目を不用意に変更されることがないので、トラブルを減らせます。


操作盤サーバーを用いた常設システム概略

操作盤サーバーは、HTTP サーバーとして動作します。
HTML フォーム機能を利用して、決められた設定項目だけを変更できるようにします。
画像ファイルの転送(アップロード)およびその使用もできます。
操作用コンピューターは Mac OSX に限らず、Windows も使用できます(Safari および IE(Internet Explorer)で動作確認済み)。
SynVisum の設定に対応する HTML ページを自動的に生成する機能があります。
また、ユーザー様によってデザインや動作(スクリプト)を作成したものを使用することもできます。

変更可能な設定項目の指定
Web ブラウザーを介して変更できるようにする設定項目は、外部制御として OSC(Open Sound Control)を割り当てることで指定します。
(OSC 用の設定を利用しますが、通信には使用しません。
また「OSC を使用…」にする必要はありません)
下図は SynVisum の設定と、それに対応する HTML ページを操作盤サーバーが自動生成したものを Web ブラウザー(Safari)で表示したものです。
設定の変更だけでなく、Web ブラウザー上でシーンの実行や、出力画像のモニターもできます。
(シーンを実行するには、シーン制御で「OSC」を指定して下さい)




ファイルとフォルダー構成

操作盤サーバーの設定




操作盤の自動生成
以下の設定は操作盤ページを自動生成する場合の設定です。
(別途 HTML ファイルを使用する場合には無関係です)

自動生成される操作盤に関する注意

運用上の注意


セキュリティに関する考察