目次
マルチメディア キューの実行
ここでは SoServer の応用例として、照明/映像/音響を個別に操作するシステム構築方法を説明します。
照明は DoctorMX キューシート
映像は SynVisum シーン
音響は AudioReady チャンネル再生
を実行します。
操作盤ページファイルの扱い、自動起動方法などは DoctorMX キューシートの実行を参照して下さい。
操作盤完成形概要
照明/映像/音響それぞれに、独立したキュー実行を行います。

システム構築手順
- DoctorMX の設定については、DoctorMX キューシートの実行を参照して下さい。
- SynVisum のシーンで、映像演出を作成します。
- シーン制御で、OSC によるシーン選択を設定します。

- OSC 入力を使用で、OSC 受信を設定します。

- AudioReady で、音声ファイルを再生する設定を作成します。
- OSC 入力で、OSC 受信を設定します。

- 機器制御用コンピューターで、DoctorMX、SynVisum、AudioReady および SoServer が自動的に起動するようにします。
これらは同じコンピューターでも、別のコンピューターでもかまいません。
- 操作用 HTML ページを作成します。
マルチメディア操作用 HTML ページを自動生成する Web ページを用意してあります。
この作業は、操作用コンピューターで行うと、生成結果の確認に便利です。

「OSC 送信先 IP アドレス:ポート」には、操作対象の DoctorMX,SynVisum、AudioReady が稼働するコンピューターの IP アドレスを指定します。
この例では SoServer と同じコンピューターで動作させるので、「同じコンピューター内」(ローカルホスト)を表す「127.0.0.1」と、OSC ポート番号「51001」(DoctorMX)、「51000」(SynVisum)、「51004」(AudioReady)を指定します。
(各 OSC ポート番号は、受信側の設定と合わせます(DoctorMX、SynVisum、AudioReady))
キューを実行するするためのボタンの表示名と、キュー選択用 OSC 文字列引数を指定します。
- SynVisum のシーンは、「0」から始まる順番で指定します。
- AudioReady のチャンネルは、「1」から始まるチャンネル番号で指定します。
再生中の音声を約1秒でフェードアウトしながら、指定されたチャンネルを再生開始します。
「操作盤を生成」ボタンを押すと、生成結果を表示します。

- 以下、操作用 HTML ページの扱いについては、DoctorMX キューシートの実行を参照して下さい。