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概要
PrefLight(プリフライト)は、DMX 制御による照明器具の動作を模擬表示するアプリケーションプログラムです。
スポット、ゴボ、ムービングなど、各種特徴のある装置を空間内に配置し、照射方向などを設定の上、それらを DMX で制御した状態を確認できます。
特定のメーカー/機種だけでなく、「汎用」装置もあり、光の色や広がり角などを設定して使用できますので、多くの用途に応用できます。
弊社製 DoctorMX(USB/DMX インターフェースボックス、別売)を使用して、外部からの DMX 信号によって制御できます。
また、Art-Net、OSC などによっても制御できます。
同時に使用できる装置の数にはとくに制限はありません。
(コンピューター本体、とくにグラフィクスカードの性能によって実用範囲が変わります)

使用上の注意事項
PrefLight の動作のしくみのため、とくに現実とは異なる点を挙げておきます。
- 「遮光」(表示調整)を使用しない場合
物による影、および遮光は表現しません。

- 「遮光」(表示調整)を使用する場合

- 厚みのない遮光物が浮いているように見える場合があります。
照射面と光線が平行に近い場合に顕著になります。
- 光線が遮光物の反対面に少し現れる場合があります。
- 光線は錐体の表面だけで表されます。
表面だけが遮光されていても、内部に相当する部分は現れません。
また、内部だけが遮光されていても、表面は遮光されません。

- 「光球」の光線は遮光しません。
- 機種ごとの照度データに基づいて、光の強さを表します。
ただし、特定の測定条件(広がり角、距離など)での中心照度データを基準にして表現します。
表現される明るさは目安程度とお考え下さい。
- 汎用装置は、光源の消費電力によって明暗を表現します。
汎用装置では、光源の「消費電力」を設定できるようになっています。
これを明るさの違いの表現に使用します。
特定の機種の光源の消費電力と照度データを基準として表現します。