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RDM 表示

RDM(Remote Device Management)パケットを表示します。
DoctorMX USB/DMX インターフェースボックスは RDM 通信には使用できませんが、RDM 通信を読み取ることはできます。
このため、RDM 通信の確認にある程度は使用できます。
また、「レコーダー」は RDM パケットの記録/再生もできますので、RDM 通信を記録してから、ある程度の分析を行えます。

ブレーク信号に続く「スタートコード」を正常に受信できれば、1つのパケットとして表示されます。
信号エラー(フレーミングエラーなど)が起きるとパケットはそこで中断され、「スロット数」が本来より短くなって表示されます。

参考
Rodem
EtherMX




モニター
これを選択すると、この機能への入力を表示します。
いったん非選択にしてから再度選択すると、内容を空にします。

時刻
パケット受信時刻を秒単位で表示します。
最初のパケットからの相対経過時間です。
(精度は数 mS 程度です)


  • RDM パケットの表示
    内容についての詳細は RDM 規格書を参照してください。
    「Msg Len」「PDL」は、「スロット数」との関係が妥当でない場合、赤色で表示されます。
    また、「Check」(Check Sum)が正しくない場合、赤色で表示されます。
    「スロット数」が「Msg Len」で示されるよりも多い場合は、「余分」にデータを表示します。
    「スロット数」が「26 未満」の場合は空表示になります。

    「DISC_UNIQUE_BRANCH」に対する応答がある場合、「スロット数」が本来の「38」より多い1つのパケットのように認識されます。
    (あいだにブレーク信号がないため)
    この場合、「Msg Len」が赤字で「36」になります。
    (上図の例を参照)
    衝突(Collisions)によって短めになることもあり得ます。


  • ディマー パケットの表示
    通常のディマーパケット(スタートコード 0)は、その数だけ示します。




  • その他のパケットの表示
    RDM およびディマー以外のパケットは、スロット数だけ示します。
    また、スタートコードが「0xCC」(RDM)でも、「SUB Start Code」が「1」以外の場合は「その他」扱いとなります。


    ファイルへの書き出し
    CSV(カンマ区切り)ファイルとして書き出すことができます。
    表計算アプリケーションで分析するのに便利です。