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概要

DIA core(ダイア コア)は、DMX 機器の小規模な運用の自動化に適した装置です。
基本機能は、弊社製 DoctorMX の「レコーダ」機能で保存された「DMX レコードファイル」を再生することです。
製品形態としては、秋月電子通商製の H8/USB ボードに、弊社製のソフトウェアプログラムを書き込んだものです。
スイッチやコネクタなどの実装部品、およびいくつかの周辺回路などは、必要に応じてユーザ様によって追加していただくことになります。
また細部の動作は「設定ファイル」によってある程度変更できます。
このため、様々な用途/場面に広く応用していただけると思われます。

一般的なパソコンと違い、DIA core にはハードディスクなどの機械部品がありません。
このため停電や振動などの影響を受けにくくなります。
また、5V 単電源だけで動作しますので、工夫すればバッテリによる動作も可能です。

必要なデータは「ファイル」としてパソコン上で編集したものを、一般的な USB メモリを介して使用します。
そのため複雑な操作は必要ありません。



コネクタ
DIA core の基板には、40ピンのピンヘッダ用取り付け穴が2つあります。
これらは「CN1」「CN2」となっています。
周辺回路などとの接続は、この部分を介して行います。
別の基板に周辺回路やスイッチ類のコネクタを配し、ピンヘッダを使用して DIA core の基板を取り付けるようにしておくと便利です。
製品にはこの「CN1」「CN2」用のピンヘッダが付属します。

コネクタピン番号H8/3069端子機能
CN21GND
CN22 Vcc (+5V)
ACアダプタと直結しています。
CN130PA5 DIA core 自身で使用しています。
ピンヘッダを取り付ける場合は、ここのピンを切り取って下さい。

(注:本説明書に記載しているピン以外には何も接続しないで下さい。
正常に動作しなくなったり、将来の仕様変更で何らかの機能に使用することもあり得ます)

(注:基板上の DIP スイッチは変更しないで下さい)