目次

シーンメモリー

コンソールの状態を「シーンメモリー」に保存して、あとで再現できます。
各シーンには、 が保存されます。
各シーンは手動で実行(再現)するほか、予め設定した時刻に自動的に実行することもできます。

コンポジションおよびフィルタの使用/配置/順序は共通です。
シーンメモリーには保存されません。




シーンの追加
シーンメニューの「シーンを新たに保存」を選ぶか、コントロール部の「シーン追加」ボタンを押します。

いくつかのシーンが保存されたあとに、コンポジションやフィルタが追加されると、それらのパラメーターの設定状態は既存のシーンにはすぐには保存されません。
各シーンを実行する時に、未保存の状態があると、その時点での状態をシーンに保存します。


シーンの複数選択
シーンの余白をマウスで操作することで、複数のシーンを選択できます。
Shift キーを押しながらクリックすると既存の選択範囲を拡張/縮小し、連続した一塊の範囲になります。
Ctrl キー(Windows)/コマンドキー(Mac)を押しながらクリックすると、既存の選択範囲に対して個別に追加/除去します。
それ以外は新たな選択範囲を設定します。

シーンの並べ替え
シーンの余白をクリックして、シーンを並べ替えられます。
また、Ctrl キー(Windows)/option キー(Mac)キーを押しながらシーンを移動すると、シーンを複製します。
シーンの順序を変えると、実行時刻も順序どおりになるように自動的に変更します。

シーンの削除
シーンを選択状態にして、「編集」メニューの「削除」を選びます。




実行ボタン
手動でシーンを実行(再現)します。
ダブルクリックすると、そのシーンの実行時刻から再生を始めます(自走動作の場合のみ)。

実行時刻
自動的にシーンを実行する時刻です。

シーン名
任意の名前です。

フェード時間
シーン実行開始から、保存されたコンソールの状態になるまでの時間です。
この間、連続値パラメーターは徐々に変化します。
その他のパラメーターは、シーン実行開始時に即座に反映されます。


「後続も」スイッチ
このスイッチがチェックされている場合、シーンの実行時刻を変更した時にそのシーンに続く(画面上では下側)すべてのシーンの時刻も同じ時間差で変更します。
時刻を早めた場合はその前のシーンの時刻より早くなることがあります。
その場合はそれらのシーンの時刻を早めて順序を保ちます。


キーボードによるシーン実行
「実行ボタン」を 0.5 秒以上押すと、キー割り当てメニューを表示します。
ここで割り当てたキーを押すと、シーンの実行時刻から再生を始めます(自走動作の場合のみ)。
再生時刻が、キーを割り当てられたシーンの実行時刻に達すると、そのシーンを実行せずに自動的に停止します。



「数字」および「英字」キーは、当該コンソールウインドウまたは対応するモニターウインドウが手前(アクティブ)の時だけ反応します。
(また、文字列入力や数値入力を使用していない時に限られます)

ファンクションキーは、SynVisum アプリケーションが手前(アクティブ)でなくてもキーに反応します。
システムの設定や他のアプリケーションとの併用などによっては使用できないキーもありますので、必ず動作確認して下さい。


シーン一覧が入力状態(強調色で囲まれ、キーボードを受け付ける)のとき、上下矢印キー(↑↓)で個々のシーンを順に実行できます。
シーンを実行後、そのシーンの下辺に、再生時刻を示す緑色の線が置かれます。
[↑]を押すと、再生位置の2つ上のシーンを実行し、再生位置は1つ上になります。
[↓]を押すと、再生位置の直下のシーンを実行します。