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DMX 画像出力


LED アレイ、LED マトリクスなどの、DMX512 で制御される照明器具に、画像を表示します。



上図の例では、
元の画像は「モニターウインドウ」に表示されるものです。


装置枠
個々の表示装置に対応させる画像部分を「装置枠」で設定します。
装置枠内を、その装置の表示点数で等分割した部分に対応する画像の色を、実際の装置で表示します。
装置枠の縦横比は、表示点数とは無関係に設定できます。
装置枠は、「装置一覧」内の装置と対応しています。
装置枠の1つの辺の中央には、短い線「方向つまみ」が出ています。
これはその辺が装置の「上側」であることを示します。




装置の選択操作
選択状態の装置は、強調色で表示されます。

  • 装置枠の操作
  • 装置一覧の操作

    装置枠の変更
    装置枠の「辺」にマウスカーソルを近づけると、反応することを白色線で示します。
    クリック/ドラグで装置枠を移動できます。

    装置枠の「隅」にマウスカーソルを近づけると、反応することを白色四角形で示します。
    クリック/ドラグで装置枠の大きさを変更できます。




    方向つまみにマウスカーソルを近づけると、反応することを白色太線で示します。
    クリック/ドラグで装置枠の回転できます。




    なお、上図のように、複数の装置枠を一緒に変更することもできます。
    (移動、大きさ変更、回転)


    装置の設定

    選択状態の装置の設定を変更すると、他の選択状態の装置も一緒に変更されます。
    (ただし DMX Ch. は除く)


    分割
    元の画像の長辺の分割数です。
    設定作業のために便宜的に使用できます。
    設営規模がある程度計画されていれば、ここで「分割」を設定して、それに合わせて装置枠を配置していくことが考えられます。
    「整列」機能(後述)は、「分割」による境界を使用します。
    動作上は、装置の表示点を「分割」に合わせる必要はとくにありません。
    ただし、装置の表示点より粗くすると、隣接する表示点が常に同じ色になる箇所があります。


    使用
    これが選択されていると、DMX 画像出力が動作します。


    DMX 画像 メニュー





    装置編集
    表示装置の仕様表現を作成/変更します。
    変更操作によって随時自動的に保存されます。
    (明示的な「保存」操作はありません)
    予め内蔵されている装置(プリセット)は変更できません。
    (複製したものは変更できます)
    ユーザー作成の装置仕様は、「ドキュメント」フォルダー内の「SvDimInstruments」フォルダーに自動的に保存されます。
    このフォルダーを他のコンピューターにコピーすれば、同じ装置仕様を利用できます。
    ただし、「配置ファイル」(後述)には使用されている装置仕様も一緒に保存されます。
    そのため、他のコンピューターで再生するだけであれば、装置仕様ファイルを別途コピーする必要はありません。



    横点数、縦点数
    1台の表示装置の表示点の数を指定します。

    表示点のチャンネル割り当て
    1つの表示点のチャンネル割り当てを指定します。




    表示点のチャンネル順序
    表示点のチャンネル順序を設定できます。
    (ここで指定するのは「1」から始まる「順番」であり、「チャンネル」ではありません)
    (順番として「0」を設定すると、その表示点は出力されません)


    装置編集 メニュー



    配置ファイル
    DMX 画像配置設定は、ファイルとして保存/読み込みできます。
    起動時には、前回使用されていた配置ファイルが自動的に読み込まれます。

    ファイルには、使用されている装置仕様も一緒に保存されます。
    そのため、他のコンピューターで読み込んでも再現できます。
    ただし、実行するコンピューター上に保存されている同名の装置仕様の方が優先的に使用されます。