目次
項目
機種ごとに、各項目の対応/非対応が異なります。
非対応の項目は表示されません。
対応している項目でも、変更には対応していない(読み出しのみ)場合があります。
また、設定可能な値の範囲に制限がある場合があります。
このように何らかの理由で変更が受け付けられない場合、自動的に再度読み出して現在値を表示します。
項目の変更あるいは読み出しが、通信の不具合などで完了しない場合、項目名を薄く灰色で表示します。
複数装置の一括変更
複数の選択状態の装置のうち1つの項目を変更すると、他の選択状態の同一機種の同じ項目も変更されます。
(異なる機種は一括変更対象外です)
以下では、各項目の説明を RDM 規格に則って記します。
ただし、設定に対する実際の動作は、各装置ごとに異なる場合もあり得ますのでご注意下さい。
項目種別
項目を種別に分けて表示します。
設定
一般的な設定です。
これらは RDM 規格で規定されているものです。
DMXモード(DMX_PERSONALITY)
DMX チャンネル割り当てです。
機種ごとに選択肢が異なります。
Pan反転(PAN_INVERT)
ムービングライトの Pan の向きを反転します。
Tilt反転(TILT_INVERT)
ムービングライトの Tilt の向きを反転します。
入れ換え(PAN_TILT_SWAP)
ムービングライトの Pan と Tilt の動作を入れ替えます。
表示反転(DISPLAY_INVERT)
装置本体の表示器の向き(上下)です。
表示輝度(DISPLAY_LEVEL)
装置本体の表示器の明るさです。
日付,時刻(REAL_TIME_CLOCK)
装置内蔵の時計の日時です。
センサー
装置内蔵のセンサーによる計測値を表示します。
装備されているセンサーは機種ごとに異なります。
概略を棒グラフで表します。
棒グラフの両端は「値の範囲」に相当します。
「値の範囲」とは別に「通常の範囲」が設けられている場合があります。
「通常の範囲」外のとき、赤色で表示します。
特有(Manufacturer-Specific)
製造者(装置)ごとに用意されている特有の項目です。
これらは RDM 規格では規定されていないものです。
変更できない項目(表示のみ)は、灰色地で表します。
データ型が未定義(DS_NOT_DEFINED)、ビット(DS_BIT_FIELD)、およびその他(製造者特有)の場合、1バイトごとに 16 進数で表示/設定します。
電力
電源や光源など、電力に関する項目です。
これらは RDM 規格で規定されているものです。
装置によっては、変更できない(表示のみ)場合もあります。
稼働時間(DEVICE_HOURS)
装置の累積稼働時間です。
光源時間(LAMP_HOURS)
光源の累積稼働時間です。
光源回数(LAMP_STRIKES)
光源の点灯回数です。
光源状態(LAMP_STATE)
光源の状態です。
切(LAMP_OFF)
無出力
入(LAMP_ON)
出力中
点灯(LAMP_STRIKE)
アーク灯点灯中
待機(LAMP_STANDBY)
アーク灯待機状態
無(LAMP_NOT_PRESENT)
光源未装着
エラー(LAMP_ERROR)
不具合
(その他)
上記以外(製造者特有など)
光源点灯(LAMP_ON_MODE)
光源の点灯方法です。
切(LAMP_ON_MODE_OFF)
直接点灯されるまで切。
DMX(LAMP_ON_MODE_DMX)
DMX512 信号を受信すると点灯。
入(LAMP_ON_MODE_ON)
電源投入時に自動的に点灯。
調整(LAMP_ON_MODE_AFTER_CAL)
調整後などに点灯。
(その他)
上記以外(製造者特有など)
電源回数(DEVICE_POWER_CYCLES)
装置の電源投入回数です。
制御
装置に対する操作です。
これらは RDM 規格で規定されているものです。
識別(IDENTIFY_DEVICE)
装置を識別します。
装置側では、発光や発霧などによって反応します。
初期化(RESET_DEVICE、Warm Reset)
装置を初期化します。
再起動(RESET_DEVICE、Cold Reset)
装置の電源を再投入するのと同等の初期化をします。
電源状態(POWER_STATE)
電源の状態です。
切(POWER_STATE_FULL_OFF)
電源を完全に切ります。
装置は応答しなくなります。
停止(POWER_STATE_SHUTDOWN)
低電力、停止状態になります。
通常動作に復帰するには、初期化が必要な場合があります。
装置は引き続き応答します。
待機(POWER_STATE_STANDBY)
低電力、待機状態になります。
初期化しなくても、通常動作に復帰します。
装置は引き続き応答します。
通常(POWER_STATE_NORMAL)
通常動作状態にします。
自己診断(PERFORM_SELFTEST)
自己診断を行います。
切(SELF_TEST_OFF)
自己診断を終了します。
すべて(SELF_TEST_ALL)
すべての自己診断を行います。
E1.37-1
調光器(Dimmer)に関する設定です。
これらは追加の RDM 規格(E1.37-1)で規定されているものです。
現状では、LOCK、PRESET、SCENE(ロック、プリセット、シーン)に関する設定には未対応です。
先頭チャンネル(DMX_BLOCK_ADDRESS)
連続した DMX チャンネルを、副装置に割り当てます。
DMX チャンネルが連続していない場合は、空欄で示します(上図の状態)。
最小(MINIMUM_LEVEL)
最小出力レベルをパーセントで設定します。
「+最小%」は増加時、「-最小%」は減少時(Split Levels 対応の場合)です。
「最小下ON」は「On Below Minimum」です。
最大(MAXIMUM_LEVEL)
最大出力レベルをパーセントで設定します。
他の項目は規格にそのまま対応します。
カーブ(CURVE)
応答時間(OUTPUT_RESPONSE_TIME)
変調周波数(MODULATION_FREQUENCY)
Burn In(BURN_IN)
識別方法(IDENTIFY_MODE)
電源投入時自己診断(POWER_ON_SELF_TEST)