目次

ホームページ設定

ホームページは、別途用意したものに置き換えることができます。
たとえばエンドユーザー向けに、特定のシステムに特化したデザインおよび表示/設定内容を提供できます。



ホームページのファイル名は「index.html」として下さい。
ファイルは合計 12KB まで設定できます。
PhyeedVaq がもともと提供しているファイルは置換えることはできません(index.html を除く)。
設定したホームページがうまく動作しない場合などでも、Web ブラウザーにアドレスを直接入力することで、PhyeedVaq がもともと提供しているページに移動できます。

動作設定setting.html
ホームページ設定hpset.html
ファームウェアの更新fwupdate.html


「index.html」ファイルを指定せずに「設定」ボタンを押すと、PhyeedVaq がもともと提供しているホームページが有効になります。


通信仕様
PhyeedVaq からのデータ取得は、URL でアクセスすることで行えます。
Web ブラウザーからのデータ送信は、HTML フォーム(form)の post メソッドで行えます。

データ取得
URLデータ説明
/state全チャンネル状態 全チャンネルの状態です。
各行がチャンネルに対応します。
各チャンネル(1行)のデータ(列)はカンマ(,)で区切られます。
対象データは順番で決まります。
順番データ
0センサー入力値(物理量)
/state0

/state3
状態
チャンネル0〜3
チャンネルごとの状態です。
上記「全チャンネル状態」の1行分だけです。
/param0

/param3
動作設定
チャンネル0〜3
各チャンネルごとの、全動作パラメーターを取得します。
パラメーターはカンマ(,)で区切られます。
対象パラメーターは順番で決まります。
(下記「データ送信」と同様)
/string0

/string3
任意文字列設定
チャンネル0〜3
各チャンネルごとの、全任意文字列を取得します。
文字列はカンマ(,)で区切ります。
対象文字列は順番で決まります。
(下記「データ送信」と同様)
/table0

/table3
センサー/物理量
対応テーブル
チャンネル0〜3
各チャンネルごとの、センサー/物理量 対応テーブルを取得します。
/systat システム状態 システムの状態です。
データ(列)はカンマ(,)で区切られます。
対象データは順番で決まります。
順番データ
0累計稼働時間(秒)
/pqlog.txt 記録 全チャンネルのセンサー入力値(物理量)の記録を開始します。
URL に query(問い合わせ)パラメーター(?)を付加して、記録のしかたを指定できます。
パラメーター説明
i記録時間間隔(秒)
h第一行目に記録する任意文字列(記録開始日時など)

データ送信(form method="post")
コントロール名設定説明
action="/Param"
Param0

Param3
動作設定
チャンネル0〜3
各チャンネルごとの、全動作パラメーターを設定します。
パラメーターはカンマ(,)で区切ります。
対象パラメーターは順番で決まります。
順番パラメーター
0目標値(物理量)
1制御間隔[秒]
2比例係数
3積分係数
4最小出力値
5最大出力値
6始動時間[秒]
7初期動作禁止時間[秒]
8PWM 周波数[kHz]
9(ビット集合)以下の和
1補助電圧出力は PWM 制御出力相当の電圧
Param0_0

Param0_9

Param3_0

Param3_9
動作パラメーター設定
チャンネル0、パラメーター0〜9

チャンネル3、パラメーター0〜9
各チャンネルの個別の動作パラメーターを設定します。
対象パラメーターは上記の「順番」をコントロール名に付与することで指定します。
String0

String3
任意文字列設定
チャンネル0〜3
各チャンネルごとの、全任意文字列を設定します。
文字列はカンマ(,)で区切ります。
対象文字列は順番で決まります。
順番文字列
0名称
1単位
String0_0

String0_9

String3_0

String3_9
任意文字列設定
チャンネル0、文字列0〜1

チャンネル3、文字列0〜1
各チャンネルの個別の任意文字列を設定します。
対象文字列は上記の「順番」をコントロール名に付与することで指定します。
Table0

Table3
センサー/物理量
対応テーブル
チャンネル0〜3
各チャンネルごとの、センサー/物理量 対応テーブルを設定します。
Save 設定保存(値なし) 全チャンネルの設定を不揮発メモリーに保存します。
Load 設定読み込み(値なし) 全チャンネルの設定を不揮発メモリーから読み込みます。
LgStp 記録停止(値なし) 記録を停止します。
action="/UsSet"
action="Param"
と同じ
ユーザー設定 動作設定とは別に、いくつかのパラメーターを不揮発メモリーに保存/再現できます。
特定のパラメーター(例えば目標値)だけをエンドユーザーが設定できるようにすることができます。
これにより、システム全体の動作に関わる重要な設定が容易に変更されないようにできます。
フォームデータの合計サイズが 4 KB まで設定できます。