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動作設定

DIA core の全体的な動作に関する設定です。

これらの設定は「設定ファイル」に記述します。

パラメータ名設定値範囲デフォルト値意味
buttons0 〜 3316 ボタン数。
ボタン入力の動作方法が変わります。
ボタン番号 20 〜 32 を使用する場合(ボタン数 21 〜 33)は「プルアップ抵抗」を追加する必要があります。
「プルアップ抵抗」を追加しないと、ボタンの状態を正しく得られません。
デフォルトでは「ボタン/LED モード」となり、「プルアップ抵抗」は不要です。
momentum0 〜 2000 外部タイムコード入力がなくなったあとに再生を続ける時間[mS]。
locator1 〜 33 DMX レコードファイルの中から、再生開始時刻に対応する位置を算出するのに費やされる時間[mS]。
DIA core は再生する DMX レコードファイルの大きさに応じて、この設定をもとに、少し先の時刻に対応する位置を算出します。
デフォルト値は弊社での実験で得た、適切と思われるものです (10Mバイトで約800mS)。
もし、位置の算出が間に合わず、再生を開始できないことがありましたら、この設定値を増加してみて下さい。
逆に、反応を早くしたい場合は、この設定値を減らしてみて下さい(多くの場合、10 程度まで減らしても問題ないと思われます)。
autorepeat0 〜 200 自動的に DMX 出力を繰り返す時の、無信号時間[mS]。
DIA core は、再生停止中やレコードファイル中の再生開始位置算出中に、最後に出力された DMX データを自動的に繰り返し出力します。
また再生中も、レコードデータ中に時刻に対応するデータがない場合は、自動的に出力します。
この時の、無信号時間(次に自動的に出力するまでの時間)を指定します。
短すぎると、本来のレコードデータの出力時刻と重なり得ます。
(この場合、自動的に出力したデータの出力が完了次第、本来のレコードデータを出力します)
button_startup0 〜 起動時の模倣ボタン番号。
有効なボタン番号(0 〜[ボタン数 - 1])が指定されていると、起動時に、そのボタンが押下されたのと同様の動作をします。
この場合、[idle.dmx]レコードファイルは読み込まれません。
(ボタン番号に対応するレコードファイルの有無には依りません)
button_idle0 〜 停止時(アイドル状態)の模倣ボタン番号。
有効なボタン番号(0 〜[ボタン数 - 1])が指定されていると、停止時(アイドル状態)に、そのボタンが押下されたのと同様の動作をします。
この場合、[idle.dmx]レコードファイルは読み込まれません。
(ボタン番号に対応するレコードファイルの有無には依りません)