目次

概要

CuePit は、キュー(きっかけ)ごとにあらかじめ設定された文字列を送信したり音声ファイルを再生します。
各キューには実行時刻を設定でき、タイムコードに同期して順次実行します。
文字列の出力はシリアルポートの他、TCP/IP 接続でも送信できます。

シーケンス
1つのシーケンスは1つのウインドウで表します。
また1つのシーケンスは1つのシーケンスファイルに保存されます。



上図の例では1つのシーケンスに3つのキューが含まれています。
キュー「1」では文字列「standby」がシリアルポート「KeySerial1」に出力されます。
キュー「2」では文字列「start 1」がシリアルポート「KeySerial1」に出力されるとともに、音声ファイル「Arpeggio.wav」が再生されます。
キュー「3」では文字列「stop」が他のシリアルポート「USA28X181P2.2」に出力されます。

複数シーケンス
複数のシーケンス(複数のシーケンスウインドウ)を同時に使用できます。
それらは平行して動作します。

状態の再現
CuePit が起動する時には、前回終了時に読み込まれていたシーケンスファイルを自動的に読み込みます。
また、外部同期設定やポート設定なども再現します。
(注:シーケンスファイルをクリックして CuePit を起動した場合はそのシーケンスファイルだけを開きます)

システムの「起動項目」や「スタートアップ」などに CuePit を置いて、コンピュータが起動するときに CuePit も自動的に起動するようにしておけば、電源投入だけで再現することができます。