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表示メニュー




軌跡を表示
通常はある瞬間のスペクトルと、その算出に使用されるサンプルデータだけを表示しますが、これをチェックすると少し前のスペクトルとサンプルデータも表示します。
サンプルデータ表示の右端の明るい部分が最新で、その瞬間のスペクトルの算出に使用される部分です。
(注:スペクトル表示の奥行きには時間的な直線性はありません)




軌跡更新
軌跡の更新頻度を指定します。
「1/s」〜「20/s」は、1秒間に残す軌跡数です。
「1/FFT」〜「16/FFT」は、FFT 周期(<FFT サンプル数>/<サンプリング周波数>[秒])の間に残す軌跡数です。
(ただし、音声のようにサンプリング周波数が高い場合などは、指定された頻度で更新できない場合があります)
<例>
<FFT サンプル数>が 512、<サンプリング周波数>が 240Hz の場合、FFT に使用する元データの時間長は 2.13[秒]。
「2/FFT」の場合、この半分の長さ(1.07 秒)ごとに軌跡を残します。




軌跡数
スペクトル表示の軌跡の数を変更できます。
(増やすと表示処理により多くの時間がかかります。
また、FFT サンプル数も大きいと、コンピューターの性能(グラフィクス)によっては表示できない場合があります)




グリッドを表示
グリッド(目盛り)を表示します。



尖頭値検出
尖頭値(ピーク)を検出し、カーソルとして表示します。
尖頭値検出後、それを超える尖頭値が新たに検出されなければ、「保持時間」の間はその値を表示し続けます。
周波数スペクトルの尖頭値(最大値)を検出する範囲を指定します。
サンプルデータは最大値と最小値を検出します。
尖頭値検出中はメニュー項目に印が付きます。
(尖頭値検出を終えるには、「キャンセル」ボタンを押して下さい)
実際には検出範囲内での「最大値」(および「最小値」)を検出しますので、必ずしも「尖頭値」とは限りません。
例えば、周波数範囲の下限あるいは上限で傾斜の途中でも、検出範囲内で最大値であれば、それを採用します。

後述の「帯域」表示の場合でも、帯域ごとに平均化する前のスペクトルの尖頭値を検出しますので、帯域の最大値とは必ずしも一致しません。




振幅の拡大表示
小信号を観察する場合に、振幅を拡大表示すると便利です。
振幅の表示
(この設定は
スペクトルの保存に反映されます)
(この設定はフェーダーの動作に反映されます)



直流を除去
直流成分を除いてサンプルデータを表示します。
サンプルデータを中央付近に表示するようになります。
直流に重畳した交流成分だけを拡大表示する場合に便利です。
(この設定はフェーダの動作に反映されます)


周波数を拡大
スペクトル表示の周波数軸方向を拡大します。



周波数帯域の表示法
(この設定はスペクトルの保存に反映されます)

周波数の表示
(この設定はフェーダーの動作に反映されます)

FFT サンプル数
FFT に使用するサンプル数を設定します。



窓関数
FFT に使用する窓関数を設定します。



サンプルレート
BlueVAS で電圧をサンプリングする周波数を指定します。



フィルタ遮断周波数比
アンチエイリアスフィルタの遮断周波数を、サンプルレートに対する比で指定します。