<例> <FFT サンプル数>が 512、<サンプリング周波数>が 240Hz の場合、FFT に使用する元データの時間長は 2.13[秒]。 「2/FFT」の場合、この半分の長さ(1.07 秒)ごとに軌跡を残します。 |
実際には検出範囲内での「最大値」(および「最小値」)を検出しますので、必ずしも「尖頭値」とは限りません。 例えば、周波数範囲の下限あるいは上限で傾斜の途中でも、検出範囲内で最大値であれば、それを採用します。 後述の「帯域」表示の場合でも、帯域ごとに平均化する前のスペクトルの尖頭値を検出しますので、帯域の最大値とは必ずしも一致しません。 |
ある帯域にどの周波数成分を含めるかどうかは、「帯域の下限以上、かつ上限未満」で判断します。 帯域幅が「10 Hz」の場合、 0Hz 以上 10Hz 未満 10Hz 以上 20Hz 未満 20Hz 以上 30Hz 未満 : のように分割します。 次式のようにサンプルレートが高く、帯域幅が狭いと、空の帯域ができます。 帯域幅 < (サンプルレート/FFTサンプル数) |
0 2 10 20 50 51 |