目次
概要
AqFader には、大きく分けて2つの機能があります。
- 1つは、データ取り込み装置を使用して収集するデータの表示、周波数スペクトルの算出、ファイルへの保存などを行う、データ解析のための機能です。
データ取り込みには下記の装置が使用できます。
- 弊社製 BlueVAS を使用して収集する比較的低周波の電圧データ
- コンピュータの音声入力を使用して収集する音声データ
- もう一方は付加的ですが、それらのデータをもとに音声の変調、MIDI、DMX などの信号を出力する、制御あるいは帰還(フィードバック)機能です。

上図の例では、ウインドウ上部では収集した2チャンネル分の電圧データをファイルに保存したものを再生し、右側には電圧データを、左側にはその周波数スペクトルを表示しています。
一方、ウインドウ下部ではそれらのデータを元にして、MIDI 信号の出力を行う設定をしてあります。
これを「フェーダ」設定と呼びます。
フェーダはいくつでも設定できます。